MY LITTLE RED BOOK

MOON CHILD MY LITTLE RED BOOK歌詞
1.WILD CHERRY

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

溜息によごれた
街のざわめき すりぬけながら 口笛ふいてた僕等
もう 子ども じゃないんだ
“さよなら”をくりかえして
でもまだ“さよなら”に飽き足らない僕等は今夜も
新種のHeart break抱えてる

本当に欲しかったのになぜだい?
手に入れたとたん 色褪せちゃう ダイアモンド
高邁な精神 乱打して乾杯
踊ろう Be with me

言葉絡みつくリズムまとって
街から街へと駆け抜ける僕等はstranger
(na na na……yeah)
世界の窓辺で夜ごとくり返す
“I love you”“I want you”囁き続けるslider
(na na na……yeah)
君は踊り続けるだろう
まるで穢れを知らない狂喜という名のsoldier
(na na na……yeah)
君から始まるR & R Show must
keep on dancin all night long

“荒くれたチェリーを一口どうぞ”


2.選ばれた場所

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

BOY 去り行く 夢の背中に
BOY 返す 言葉あるのかい?

破れたポケットに両手つっこんだまま
そのまま さよならは言わないよ

BOY 何処か 行くあてがあるわけじゃない
BOY けれど ここに 居る 理由もない

スーツケース1つで 今夜も
その迷子のような瞳で恋を抱きしめるのかい?

世界はクツ音響かせて
時々哀しく笑ってみせる
足並みそろわぬ 大きめな 君のワークブーツ
言葉につまづきうまく踊れない
投げ出されたサジに乗ったストロベリージャム
手を伸ばそう そしてそのジャムをほおばりたい
だけど 君の手はポケットの中

BOY 昔よく見たあの映画みたいに
BOY 西行きのバスにとびのって夕暮れを見よう

閉じられてゆく安らぎの中
限りなく独りぼっちでいられるかもしれない

世界はクツ音響かせて
時々哀しく笑ってみせる
足並みそろわぬ 大きめな 君のワークブーツ
言葉につまづきうまく踊れない
投げ出されたサジに乗ったストロベリージャム
手を伸ばそう そしてそのジャムをほおばりたい
だけど 君の手はポケットの中

もう僕は行くよ 君は何処へでも行けるけど
何処へも行けない
淋しそうな目をして笑う君をみる度
君とはもう逢えないんじゃないかって
思ってしまうのさ

世界はクツ音響かせて
時々哀しく笑ってみせる
足並みそろわぬ 大きめな 君のワークブーツ
言葉につまづきうまく踊れない
投げ出されたサジに乗ったストロベリージャム
手を伸ばそう そしてそのジャムをほおばりたい
だけど 君の手はポケットの中

So This song for you,
I don't wanna be loosing you
君の手はポケットの中
So This song for you,
I don't wanna be loosing you
君の手はポケットの中
So This song for you,
I don't wanna be loosing you


3.アネモネ

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

緑色の風 バニラの香り
肌を染める夏の陽射し
いつになくまぶしい君乗せて
自転車こいで追いこしたい10代

僕の胸のファインダー のぞきこまないで
ピントはずれの恋ならば
気のない会話とか協調性なんてもう
退屈なすごろくさ

Baby 風を切って
Maybe 頬ずりしたいサンシャイン
たった一度だけ 気まぐれじゃない
奇蹟を 今 焼きつけよう

もっと もっと 鮮やかに笑って 誘って
君の微笑みからこぼれたときめきを(うばいたい)
ずっと ずっと 新しい世界が ほら
君のくちびる なぞるよ
サンシャイン リップスティック キッス

写真館の前で 輪投げをしてる
子どもたちが手をふってるよ
出会いとさよなら口ずさむ
僕らこの街の小旅行者

夏が来るたび 今日という日を
せつなく思う時が来ても
背中で君を感じてる
今のままが一番素敵さ

Baby ペダル蹴って
Maybe 手に入れたいイノベーション
二人を結ぶ 記憶の色と
空はNaked Blue 見つめながら

もっと もっと 鮮やかに笑って さらって
君を悲しませるすべての見せかけを(こわしたい)
ずっと ずっと 胸に秘めたMy Love そうさ
君のために 歌うよ
サンシャイン リップスティック キッス

奇蹟を 今 焼きつけよう

もっと もっと 鮮やかに笑って 映って
君の微笑みからこぼれたときめきを(うばいたい)
ずっと ずっと 色あせない season in the sun
君のくちびる なでるよ
サンシャイン リップスティック キッス


4.ストロベリーアイスクリームソーダ

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

兄貴に借りたアーウィン・ショウ
ジーパンの後ろポッケん中に
しのばせ バスに乗った
あてもない ただ 遠くまで
行ければよかった

ジャン=ポール・ベルモンドきどって
いかしたジャブを一発
あの娘に恋した フラれた
すねてるんじゃない
孤独が好きさ

13歳ともなりゃ
仲間とはぐれて
胸の導火線にマッチ棒
こすって街をぶらつくのさ

I scream, How do you scream?
野球してる暇もない
とりあえず別の娘にしようか
ストロベリーアイスクリームソーダ水みたいな
青春の感触が欲しい

焦燥観念ってやつが僕にwoo
ページめくらせてんだ
何でも知りたいわけじゃない
やぶれたエピローグなのさ
今のままじゃきっと

車窓を流れる
見知らぬ街のカーニバル
恋の導火線にマッチ棒
こすって金切り声あげたい

I scream, How do you scream?
欲求してる? しすぎてる?
あの娘に話すなんて馬鹿げてる
ストロベリーアイスクリームソーダ水の中で
昼寝をしていたいな

日暮を追いかけて

I scream, How do you scream?
まわれ右した孤独が 家に帰りたがってる
ストロベリーアイスクリームソーダ水みたいな
空がやけにまぶしい
I scream, How do you scream?
数えきれない秘密掲げてたい teenage blues


5.ポータブルロック

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

あたま金髪のお坊さんが 街でシャウトしてる 隣人愛
托鉢のアルバイトで稼いだお金でジャンクフードほおばってる

髪の毛 シュレッダー 切りきざんでる 無頼漢ガール
今日は新しい虚無主義者ってポーズ
スノッブ&キッチュ 自称“サイレント映画”だって

妄想趣味が生業なのさ
超スペクタクル 僕のあたまの全裸
死刑台で笑ってる 専制君主さ 愛撫したい?

一掃SALE 右へならえの 勝ち抜き選手権さ TVが謡うロック
一掃SLAVE イメージという 錬金術で 革命おこそうぜ
かっこいいだろ?
“ポータブルロック”

喪服を着たふとん屋が 訪問販売してる 永眠ベッド
ローンで13回払いの領収書
勇敢に僕の墓碑銘 刻まれてんだ

妄想趣味って芸術なのさ
サルバドール・ダリのひげぐらいの
プライドが僕の専制君主さ ぶっ壊したい

一掃SALE ボルト・ナットの関係なのさ 名誉欲とロック
一掃SLAVE ユーモアという 錬金術の名人になろう
“ポータブルロック”

妄想趣味が生業なのさ
超スペクタクル 僕のあたまの全裸
死刑台で笑ってる 専制君主さ 愛撫したい?

一掃SALE 子どもだましの たいくつラジオ 日本のロックンロール
一掃SLAVE イメージという 錬金術で 陽気にやろうぜ
かっこいいだろ?
“ポータブルロック”


6.ララバイ

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

ララバイ 夕暮れに染まる街並みを抜けて帰ろうよ
ララバイ しぼんだ風船みたいにたそがれてる背中 小さく見えた

“ぎこちない やさしさ すれちがう
永遠にめぐりあえない 背中同士なのさ”

泣かないで もうこれ以上 心はfrozen talk
夕焼けが 綺麗すぎてさよならさえ言い忘れたわ

ララバイ 夕暮れに染まる街並みを抜けて道草しよう
ララバイ 高架線くぐって はじめてキスした駐車場 君がいない

“中途半端な利己心(エゴ)にぶらさがっている
背中と背中の隙間を夏が通り過ぎた”

飾らないこの想いだけを胸に 歩きだす
夕焼けの向こう はしゃぐ君がいるよな気がした

暮れ慣ずむ街に明りが灯る 家に帰ろう
(teenage lovers are living in a submarine...)

泣かないで もうこれ以上 心はfrozen talk
夕焼けに小さくなる背中同士
飾らないこの想いだけを胸に 歩きだす
街の空を赤く染めた夕日にさよなら


7.prelude


8.ESCAPE

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

綱渡りのevery day
過ぎゆく日々の背に
唾吐きすり抜けてrunaway

傷付き疲れ果てた
心の暗闇を
脱ぎすて今君抱きしめに行くのさ

もう誰も癒せない
傷跡に降りそそぐ雨
そう君と秘密を分けあうように
ずっと孤独を抱いてくれ

裸の太陽Haこの胸に熱く輝きながら
今目覚め始めるUhこの想い君に届くまで
I love you×4
走るだけ

行き交う人の流れ
とまどい隠しながら
自由を気どってる誰もが

隠された闇を
盗まれた今を
必ず取り戻しに行かなければ

そう誰も知らない
瓦礫の街に咲いた花
そう君と痛みを許しあうように
ずっと永遠を抱いてくれ

響く銃声Ha行き場のない明日を占うような
今目覚め始めるUh想いだけ辿り着きたくない
I love you×4
走るだけ

もう誰も癒せない
傷跡に降りそそぐ雨
そう君と秘密を分けあうように
ずっと孤独を抱いてくれ

裸の太陽Haこの胸に熱く輝きながら
今目覚め始めるUhこの愛が君を抱きしめて
I love you×4
I love you×4
離さない

screaming out an SOS.... Ilove you...


9.微熱

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

何故
もったいぶったように
視線はわせたまま
僕の肩ごしに消えたcherry

今 崩れてゆく 自制心
目の醒めるほど赤い
瀕死の花 ちぎってkiss

理解(わか)りっこない 涙も拭えない
心がきしむくらいに温もり欲しがっているのは何故?

かくしきれない いとしさにひきちぎれても
誰にも抱けない強い痛みが僕を責める
微かなフィーリング 確かめあうほど“愛してる”

夜想曲(ノクターン)
辛辣な冗談と苦情
疑心暗鬼な君のくちびる
今夜は酔わせてよsherry

一秒ごとに 吐息
熱くもつれてゆく
汗ばんだベッドにしきつめてsorrow

わかちあえない 言葉じゃ話せない
感じあえるままに 堕ちてゆきたいのに何故?

かくしきれない いとしさにひきちぎれても
誰にも抱けない強い痛みが君を責める
微かなフィーリング 確かめあうたび“愛してる”

かくしきれない いとしさにひきちぎれても
誰にも抱けない強い痛みが僕を責める
微かなフィーリング 確かめあうほど……

かくしきれない いとしさにひきちぎれても
誰にも抱けない強い力が僕を誘う
最後のフィーリング 暖味に隠して“愛してる”


10.ひぐらしと少年

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

ライ ラ ライ ラ ライ....

気まぐれの待つ バス停で
大事なひとに とどけたい
寝返りをうつ せつなさに
ほどけた 夏の せみしぐれ

小さくなるまで 手を振る君を 見てた 夕暮れ

ライ ラ ライ ラ ライ....

かくれんぼしてる 影法師
振り向く君の パナマ帽

遠くの 空の 雷鳴をただじっと きいてる

ライ ラ ライ ラ ライ....

気まぐれの待つ バス停で
まどろむ 夢と 待ちあわせ


11.Hallelujah in the snow

作詞:佐々木収
作曲:佐々木収

降りつもる雪のなか
このまま抱きあっていよう
空を舞う白い天使よ
翼をくれよ May be tomorrow

凍えた指を暖めあう
コートのポケットのなかで
静かに息づく愛の
無常を感じている

街を彩る冬の匂い
凍てつく風に襟を立てて
足早に通り過ぎてく
人ごみに立ち止まる

風が冷たく吹き荒れても
せめてそう今夜だけは
ふたつの胸にトーチ灯そう

降りつもる雪のなか
このまま抱きあっていよう
凍えそうなふたつの愛が
ほどけてゆくよ May be tomorrow

寂しげな目をしたプリテンダー
誇らしげなこの街の功労者たち
僕らはすりきれながら
バラのリングかかげる

すべていとしく揺られながら
雪の白さに 言葉失い 謳(うた)いだすだろう

降りつもる雪のように
舞い降りる白い羽根が
翼をひろげるように
世界をつつむ May be tomorrow

降りつもる雪のなか
このまま抱きあっていよう
きずなに腕をからめて
どこまでゆくの oh! baby

すりきれた夢のなか
このまま踊りつづけて
つかれて眠る この場所で
謳ってゆくよ May be tomorrow
May be tomorrow
“no more pain tonight........”


12.WILD CHERRY(reprise)